奥谷禮子の私的通信 Reiko's style
サイトマップ
プロフィールトピックスコラム出版物ご感想

トップ >> コラム
 
コラム
 
働き方の自己管理について
 ホワイトカラーエグゼンプションは「過労死推進法」でもなければ「残業代ゼロ法」でもありません。
 日本の産業が工業化社会から知的創造社会へ移行する、まさに過渡期にある訳で、個人の能力を最大限に発揮できる、生産性を高めるためには、時間で計りきれない仕事の中身になってきている。
 感性、アイディア、創造力等はパッとひらめく人もいれば、数時間費やしてもなかなか上手く仕事として成果が出せない人もいます。
そういう仕事をしている人たちを時間という概念で計ってしまうと不公平な結果となってしまう。
 それで、自己の管理の下で自分の仕事の生産性をいかに高めるか、その結果、成果主義と言う事になるかもしれませんが、従来の結果平等から機会平等へ社会を変えていこうとした日本人が、仕事の仕方もそういうことを避けて通れなくなってしまった。
 ホワイトカラーエグゼンプション対象に向く人、そうでない人という適正はあるかと思います。
 日本がグローバルな社会で存在し続けるには、競争という厳しい世界があり、それをどう乗り越えてゆくか、歴史の中での鎖国か開国かといった世の中の流れがこれからどの様に変化してゆくかということと大きく関連しています。
 働き方も大きく変化せざるを得ないし、また、従来の概念も捨て去る必要もあるのではないでしょうか。
 日本人には今まで苦手だった、自立、自律、自己責任という、誰かのせいでという責任転嫁が全くできづらくなる社会になってゆくのではないでしょうか。公の中で、個人としての責任と義務を果たすということ、個人の存在の明確さが問われる。
 個人の健康管理もしながら、職務を果たし、成果を上げる。長時間労働、過労死というものから、個人がどうやって離れて、ライフワークバランスを取ってゆくのか、これに対して企業側のインフラの整備も重要なポイントとなると考えます。 
 選択肢のある社会です。チャレンジすれば夢をかなえることができる。そういう社会を創り出す必要があるのです。
 
 
 
 
Copyright(c) 2006, Reiko Okutani All Rights Reserved.